包装材の選び方ガイド

袋のサイズと厚さの計算方法

製品の寸法から袋の幅と長さを算出し、同じ計算方法で厚さ(µm)、袋の重量、1 kgあたりの枚数を比較できます。

Mertan Ambalaj · 公開日:

袋の見積もりでは、「30 × 40、50 µm」のような簡単な指定だけで依頼されることがよくあります。詳細が不足していると、仕入先2社の価格が同じ製品を対象としているとは限りません。このガイドでは、製品寸法から袋のサイズを算出し、厚さ、重量、kg単価を比較する方法をご紹介します。

袋の寸法はどのように表記しますか?

袋の寸法はセンチメートルで幅 × 長さと表記します。幅は袋の開口部の幅、長さは開口部から底までの長さです。寸法に含まれないものの、袋の仕様に影響する項目は別途指定してください。

  • マチ: 側面または底面を内側に折り込んだ部分です。マチ付き袋の場合は、マチの深さを別途指定します。
  • フラップ寸法: 粘着テープやフラップで開口部を閉じる袋に加える長さです。
  • 持ち手・グリップ: レジ袋タイプ、手穴タイプ、補強手穴タイプの持ち手は、袋の有効な長さに影響します。

製品寸法から袋の寸法を算出する

平袋では、中に入れる製品の厚み分だけ幅と長さの両方で余裕が減ります。そのため、製品の高さを幅と長さの両方に加算します。入れやすくするための余裕も少し加え、フラップ付きの場合はフラップ分を長さに追加します。

  • 袋の幅 ≈ 製品の幅 + 製品の高さ + 装填余裕
  • 袋の長さ ≈ 製品の長さ + 製品の高さ + 装填余裕(+ フラップ寸法)

計算例: 数値は計算方法を示すためのものです。

手順 例:たたんだTシャツ
製品寸法(幅 × 長さ × 高さ) 25 × 30 × 3 cm
袋の幅 25 + 3 + 2 = 30 cm
袋の長さ 30 + 3 + 2 = 35 cm
フラップ付き袋のフラップ寸法 + 4 cm
見積もりに記載する寸法 30 × 35 cm + フラップ 4 cm

製品の高さが増す場合は、平袋よりマチ付き袋のほうがきれいに収まります。マチ付き袋のマチの深さは、通常、製品の高さと同程度に設定し、それに合わせて幅を調整します。最終寸法は、実際の製品、できればサンプル袋を使って必ず確認してください。

厚さ:µm(ミクロン)とは?

袋の厚さはµm(マイクロメートル)で表します。1 µmは1 mmの1000分の1です。厚さ50 µmのフィルムは0.05 mmです。見積もりの厚さが**片面(1層)**なのか、袋の両面を合わせた厚さなのかを確認してください。同じ袋でも、ある見積もりでは「50 µm」、別の見積もりでは「100 µm、2層」と表記されることがあります。

必要な厚さは、入れる製品の重量や角の形状、手持ち用か宅配発送用かによって異なります。当社製品の厚さの製造範囲は以下のとおりです。

製品 製造可能な厚さ
HDPEハリハリ袋 3–30 µm
印刷入りポリ袋 8–80 µm
宅配袋・手穴付き袋 100–200 µm

これらは製造可能な範囲であり、特定の製品に適していることを保証するものではありません。実際の製品を使って試し、適切な厚さをお選びください。

袋の重量と1 kgあたりの枚数

袋はkg単位で販売されることが多い一方、使用時には枚数で管理します。2つの見積もりを比較するには、袋1枚あたりの重量を計算します。平袋は両面があるため、計算式は次のとおりです。

袋の重量(g) ≈ 幅(cm) × 長さ(cm) × 2 × 厚さ(µm) × 密度(g/cm³) ÷ 10 000

ポリエチレンの密度は約0.92–0.96 g/cm³です。柔らかいPE袋は低い値に、ハリハリ袋は高い値に近くなります。

計算例: 仮定の数値を使用しています。Mertan製品の実測値ではありません。

手順 例
寸法と厚さ 30 × 40 cm、50 µm(1層)
仮定する密度 0.92 g/cm³
袋1枚の重量 30 × 40 × 2 × 50 × 0.92 ÷ 10 000 ≈ 11 g
1 kgあたりの枚数 1000 ÷ 11 ≈ 90枚
仮にkg単価が100の場合 1枚あたり約1.1

この計算には、マチ、持ち手、フラップ、印刷インク、裁断ロスは含まれません。実際の袋の重量は多少前後することがあります。それでも、2つの見積もりが同じ袋を対象としているかを確認するには十分です。kg単価が低くても厚みが増せば、1枚あたりの価格は高くなる場合があります。

ハリハリ袋と柔らかいPE袋、どちらを選ぶ?

ハリハリ袋は薄くて軽く、触るとカサカサと音がします。材料の使用量が少ないため、内装や店頭陳列用として経済的です。柔らかいPE袋はより柔軟で透明度が高く、製品を見せたい場合や柔らかな手触りを重視する場合に適しています。繊維製品の内装に使う2種類の袋の違いについては、タオル・バスローブの包装ガイドをご覧ください。

見積もり依頼前のチェックリスト

  1. 製品の幅、長さ、高さ。複数の製品がある場合は、それぞれの寸法。
  2. 袋の形状:平袋、マチ付き、レジ袋タイプ、手穴タイプ、フラップ付き。
  3. 希望する厚さと、1層か2層か。
  4. 色と印刷の要望。
  5. 月間使用量:枚数またはkg。
  6. 可能であれば、現在使用している袋の写真またはサンプル。

Mertan Ambalajはデニズリで受注生産しており、最低注文数量はありません。見積もりフォームから寸法をお送りください。EC発送用の袋については、宅配袋の選び方ガイドもご覧いただけます。

製品幅長さ高さフラップ分(別途)
まず折りたたんだ製品の3辺を測定します。袋のサイズは、製品の入れやすさとフラップ分を考慮し、サンプルで確認します。 図は縮尺どおりではありません。

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